「もしかして自分はED?」——性行為のたびに不安を感じている20代の方は、想像以上に多くいます。EDは中高年だけの悩みではなく、ストレスや生活習慣の乱れをきっかけに若い世代でも起こりうる症状です。恥ずかしさから誰にも相談できず、ひとりで悩み続けている方もいるのではないでしょうか。
しかし、正しい知識を持って適切に対処すれば、克服を目指すことは十分に可能です。この記事では、20代のEDに多い原因から具体的な治し方、治療薬の選び方や受診のハードルを下げる方法まで、医療広告ガイドラインに準拠した正確な情報をもとにわかりやすく解説します。まずはこの記事を読むことから、一歩を踏み出してみてください。
EDの治し方の前に|20代の自分はEDなのかセルフチェック

EDの治し方を知る前に、まず自分の症状がEDに該当するかどうかを確認しましょう。EDは「まったく勃起しない状態」だけを指すのではなく、硬さや持続に問題がある場合も含まれます。
中折れや勃起の維持困難が繰り返されるならEDの可能性がある
ED(勃起障害)は、日本性機能学会/日本泌尿器科学会の『ED診療ガイドライン』において「満足な性行為を行うのに十分な勃起が得られないか、または維持できない状態が持続または再発すること」と定義されています(※1)。完全に勃起しないケースだけでなく、性行為の途中で硬さが失われる「中折れ」や、挿入に十分な硬さが得られない状態が繰り返される場合もEDに該当する可能性があります。
お酒の飲みすぎや極度の緊張で一時的に勃起できなかった程度であれば、EDとは言い切れません。しかし同様の症状がパートナーや状況を問わず繰り返し起きている場合には、EDを疑い、セルフチェックや医師への相談を検討しましょう。セルフチェックには、勃起の硬さを0~4の5段階で評価する「勃起の硬さスケール(EHS)」や、5つの質問で重症度を判定する「国際勃起機能スコア(IIEF-5)」が広く活用されています(※1)。いずれもあくまで目安であり、正確な診断には医療機関の受診が必要です。
※1 日本性機能学会/日本泌尿器科学会「ED診療ガイドライン[第3版]」https://www.urol.or.jp/lib/files/other/guideline/26_ed_v3.pdf
朝立ちの有無で心因性か器質性かを見分ける
EDが心理的な原因によるものか身体的な原因によるものかを見分ける手がかりのひとつが「朝立ち(早朝勃起現象)」です。朝立ちは睡眠中に繰り返し起こる夜間勃起現象の一部であり、血管や神経が正常に機能している証拠とされています(※1)。健康な男性であれば、週に数回程度の朝立ちがみられるのが一般的です。
朝立ちが定期的にある場合は、勃起に関わる身体機能に大きな問題はなく、ストレスや不安などが影響する「心因性ED」の可能性が考えられます。一方、朝立ちが長期間ほとんど見られない場合は、血管や神経の障害が原因となる「器質性ED」も否定できません。ただし、疲労や睡眠不足によって一時的に朝立ちが減少することもあります。数日間にわたって観察したうえで、不安があれば自己判断にとどめず医師に相談するのが安心です。
※1 厚生労働省「勃起障害のメカニズムと病態生理等」https://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/09/dl/s0930-7d3.pdf
20~24歳の約4人に1人がEDを自覚しているデータがある
「EDは中高年の悩み」と思われがちですが、20代にも多くの方がEDの症状を抱えています。2023年に日本性機能学会の臨床研究促進委員会が20~79歳の男性6,228人を対象に実施した全国調査では、勃起硬度スコア(EHS)に基づくEDの有病率は全体で30.9%にのぼり、約3人に1人がEDの症状を有しているという結果が報告されました(※1)。
特に注目すべきは、20~24歳の有病率が26.6%と50~54歳(27.8%)とほぼ同水準であり、30代・40代よりもむしろ高い数値を示している点です(※1)。20代のEDは心因性であるケースが多いとされていますが、若い世代のEDは決して珍しくありません。勃起に関する不安を感じたら、恥ずかしがらず早めに対処することが改善への第一歩となります。
※1 Tsujimura A, et al. Erectile Function and Sexual Activity Are Declining in the Younger Generation: Results from a National Survey in Japan. World J Mens Health. 2025;43(1):239-248.
20代のEDに多い原因|心因性EDを中心に解説

20代のEDは、身体的な病気よりも心理的・環境的な要因が引き金になるケースが多いとされています。ただし、なかには身体的な原因が潜んでいる場合もあるため注意が必要です。ここでは、若い世代に特に多いEDの原因を4つの視点から詳しく解説します。
性行為の失敗体験やプレッシャーが予期不安を生む
20代の心因性EDで最も多いきっかけのひとつが、過去の性行為における失敗体験です。初めての性行為でうまくいかなかった経験や、パートナーの前で勃起を維持できなかった体験が心理的なトラウマとなり、「次もまた失敗するのではないか」という予期不安に発展することがあります。
この予期不安は、性行為の場面で過度な緊張を引き起こし、交感神経を優位にさせます。勃起には副交感神経が優位なリラックスした状態が必要なため、緊張が強まるほど勃起しにくくなります(※1)。一度この悪循環に入ると、失敗がさらなるプレッシャーを生み、症状が繰り返されやすくなるのが特徴です。特に真面目で責任感が強い方ほど、「パートナーを満足させなければ」というプレッシャーを感じやすく、心因性EDに陥りやすい傾向があります。「性行為=緊張する場面」という認識が固定化される前に、早い段階で対処することが改善のポイントになります。なお、こうした予期不安は本人の意志の弱さではなく、脳の防衛反応として自然に起こるものであり、適切な治療で改善が見込めます。
※1 厚生労働省「勃起障害のメカニズムと病態生理等」https://www.mhlw.go.jp/shingi/2005/09/dl/s0930-7d3.pdf
仕事や人間関係のストレスがテストステロン分泌を低下させる
社会人になりたての20代は、新しい職場環境や複雑な人間関係など、日常的に強いストレスにさらされやすい時期です。慢性的なストレスは、男性ホルモンであるテストステロンの分泌を低下させることが知られています(※1)。テストステロンは性欲や勃起機能に深く関わるホルモンであり、分泌量が低下すると性的な興奮を感じにくくなったり、勃起力が弱まったりすることがあります。
さらに、ストレスによる睡眠の質の低下も見逃せない要因です。テストステロンは主に深い睡眠中に分泌されるため、夜更かしや睡眠不足が続くとホルモンバランスが崩れ、EDのリスクが高まります。仕事のプレッシャーに加え、パートナーとの関係悩みや将来への不安など、複数の心理的負担が重なることで症状が悪化するケースも少なくありません。ストレスの蓄積は自覚しにくいため、普段の生活を振り返ってみることが重要です。
※1 NHK健康チャンネル「男性の更年期対策|生活習慣の見直し・漢方・男性ホルモン補充療法」https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_1244.html
アダルトコンテンツの過剰視聴や不適切な自慰行為が勃起力に影響する
近年、若い世代のEDの一因として注目されているのが、インターネット上のアダルトコンテンツの過剰な視聴です。強い性的刺激に日常的にさらされ続けると、脳がより強い刺激を求めるようになり、現実のパートナーとの性行為では十分な興奮や勃起が得られなくなる可能性が指摘されています(※1)。
また、自慰行為の際に強すぎる刺激や特殊な方法に依存していると、通常の性行為では同等の刺激が再現されず、勃起や射精が困難になることがあります。このような状態は「不適切なマスターベーション症候群」とも呼ばれ、自慰の方法や頻度を見直すことで改善が期待できるケースがあります。ただし、アダルトコンテンツの視聴がすべての人にEDを引き起こすわけではなく、その影響の度合いには個人差がある点も理解しておきましょう。
※1 Jacobs T, et al. Associations Between Online Pornography Consumption and Sexual Dysfunction in Young Men. JMIR Public Health Surveill. 2021;7(10):e32542.
抗うつ薬などの服用による薬剤性EDの可能性もある
20代はうつ病や不安障害を発症しやすい年代であり、治療として抗うつ薬を服用している方も少なくありません。抗うつ薬のなかでも特にSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)やSNRI(セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)は、副作用として性欲低下や勃起障害を引き起こすことがあると報告されています(※1)。これは「薬剤性ED」と呼ばれ、薬の作用でセロトニンが増加し、性欲に関わるドーパミンの働きが抑制されることが原因のひとつと考えられています。
薬剤性EDが疑われる場合でも、自己判断で服薬を中止することは症状の悪化を招く危険があるため、必ず処方医に相談してください。性機能障害が起こりにくいとされる薬への変更が検討される場合もあります。なお、ED治療薬と多くの抗うつ薬は併用が可能とされていますので、主治医と相談しながら対策を進めることが大切です。
※1 済生会「勃起障害(ED)」https://www.saiseikai.or.jp/medical/disease/erectile_dysfunction/
EDの治し方|20代が実践できる5つの改善方法

20代のEDは、原因に合わせた対処を行うことで改善が期待できます。ここでは、治療薬の活用から生活習慣の見直し、パートナーとの関わり方まで、20代の方が今日から取り組みやすい5つの改善方法を紹介します。
ED治療薬で成功体験を積み自信を取り戻す
心因性EDの改善において、ED治療薬の活用は有効な選択肢のひとつです。ED治療薬はPDE5阻害薬と呼ばれ、陰茎への血流を促進することで勃起をサポートする仕組みになっています(※1)。性的刺激があった場合にのみ作用するため、服用しただけで勃起が起こり続けるわけではありません。
心因性EDの場合、一度でも「うまくいった」という成功体験を積むことが、心理的な悪循環を断ち切る大きなきっかけになります。治療薬の力を借りて性行為に成功することで「自分は大丈夫だ」という安心感が生まれ、次第に薬なしでも自然な勃起が可能になるケースもあります。ED診療ガイドラインでも、治療の第一選択肢としてPDE5阻害薬の使用が推奨されており、20代でも安全に使用できるとされています(※1)。ただし、効果や副作用には個人差があるため、必ず医師の診察を受けたうえで自分に合った薬を処方してもらいましょう。
※1 日本性機能学会/日本泌尿器科学会「ED診療ガイドライン[第3版]」https://www.urol.or.jp/lib/files/other/guideline/26_ed_v3.pdf
睡眠・運動・食事など生活習慣を整えて勃起力の土台をつくる
勃起機能を支える基盤として、日常の生活習慣を整えることは非常に重要です。特に20代は仕事の忙しさから不規則な生活になりがちですが、以下の3点を意識するだけでも改善につながる可能性があります。
- 睡眠:テストステロンは深い睡眠中に多く分泌されるため、毎日7時間程度の睡眠を確保する
- 運動:週3回以上、1回30分程度のウォーキングやジョギングなどの有酸素運動で血流を促進する
- 食事:野菜・魚・大豆製品を中心としたバランスのよい食生活で血管の健康を保つ
これらの習慣は、勃起に必要な血流やホルモンバランスの改善に役立つとされています(※1)。特に有酸素運動は、血管内皮機能を改善し、陰茎への血流増加が期待できるため、ED対策としても注目されています。すべてを一度に変えるのは難しいため、まずは就寝時間を30分早めたり、通勤時に一駅分歩くなど、取り組みやすいものからひとつずつ始めてみましょう。
※1 NHK健康チャンネル「男性の更年期対策|生活習慣の見直し・漢方・男性ホルモン補充療法」https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_1244.html
アダルトコンテンツの視聴頻度と自慰行為の方法を見直す
前章でも触れたとおり、アダルトコンテンツへの過度な依存や不適切な自慰行為は、現実の性行為における勃起力に影響を及ぼす可能性があります。改善のためには、まず視聴頻度を段階的に減らし、脳が強い刺激に慣れた状態をリセットすることが大切です。いきなりゼロにするのではなく、まずは視聴する曜日を決めるなど、無理のない範囲でコントロールしていく方法が現実的です。
自慰行為についても、強すぎる握力や特殊な体勢での刺激に頼っている場合は、より穏やかな方法に切り替えることで、通常の性行為での反応が改善されることがあります。一度に完全にやめる必要はなく、頻度や方法を少しずつ見直していくことがポイントです。なお、こうした習慣の改善には数週間から数か月かかることもあり、焦らずに取り組む姿勢が求められます。効果には個人差がありますので、改善がみられない場合は医師に相談しましょう。
パートナーとのコミュニケーションで心のプレッシャーを軽くする
心因性EDの改善において、パートナーとの対話は非常に重要な役割を果たします。EDの悩みをひとりで抱え込むと、性行為そのものへの恐怖感や罪悪感が増幅し、症状が悪化しやすくなります。パートナーに自分の状態を打ち明けることで、心理的な負担が軽減され、改善のきっかけになることがあります。
話し合いの際には、「気持ちがないわけではない」ということを伝え、一緒に向き合いたいという姿勢を示すことが大切です。たとえば「最近少し緊張しやすくて」など、自分の状態をやわらかく伝えることから始めるとよいでしょう。性行為にこだわらず、手をつないだりハグをしたりといったスキンシップを楽しむことから始めるのも効果的です。挿入や勃起を意識しすぎると逆にプレッシャーになるため、お互いにリラックスできる時間をつくることを心がけましょう。パートナーの理解と協力があるだけで、前向きに治療へ取り組みやすくなります。実際に、パートナーとの関係性がEDの改善に良い影響を与えるという調査報告もあります。
禁煙や節酒で血流を改善し勃起機能の回復を促す
喫煙と過度な飲酒は、どちらも勃起機能に悪影響を与える習慣として知られています。タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させ、動脈硬化を促進することで陰茎への血流を妨げます。喫煙者のED発症リスクは非喫煙者と比べて高いとする報告もあり、禁煙による血管機能の改善はED対策として有効と考えられています(※1)。20代のうちであれば血管へのダメージも比較的軽度であるため、早めの禁煙によって勃起機能の回復が期待しやすいといえます。
また、アルコールの過剰摂取は一時的に勃起機能を低下させるだけでなく、慢性的な飲酒はテストステロンの分泌抑制や肥満の原因にもなります。適度な飲酒量を心がけ、飲みすぎが続いている場合は節酒や禁酒を検討しましょう。厚生労働省が推奨する適度な飲酒量は、純アルコールで1日あたり約20g(ビール中瓶1本程度)とされています。20代のうちからこれらの習慣を見直しておくことは、EDの改善だけでなく、将来的な生活習慣病の予防にもつながります。体の変化を感じるまでには時間がかかることもありますが、継続することが大切です。
※1 Cao S, et al. Smoking and risk of erectile dysfunction: systematic review of observational studies with meta-analysis. PLoS One. 2013;8(4):e60443.
20代のED治療薬で知っておきたいこと

ED治療薬の使用を検討するにあたり、薬の種類や依存性の有無、受診方法などは事前に把握しておきたいポイントです。ここでは、20代の方が安心して治療を始めるための情報をまとめます。
バイアグラ・シアリス・レビトラから自分に合う薬を選ぶ
国内で承認されているED治療薬は、バイアグラ(シルデナフィル)、シアリス(タダラフィル)、レビトラ(バルデナフィル)、スペドラ(アバナフィル)の4種類です。いずれもPDE5阻害薬に分類され、陰茎の血流を促進することで勃起を補助するという基本的な作用は共通していますが、効果の出方や持続時間、食事の影響などに違いがあります(※1)。
- バイアグラ:服用後30~60分で効果が現れ、持続時間は約4~5時間。食事の影響を受けやすい
- シアリス:効果が出るまで1~3時間かかるが、持続時間は最大約36時間と長い。食事の影響を受けにくい
- レビトラ:服用後30〜60分程度で効果が現れ、持続時間は約4〜5時間。食事の影響は中程度
どの薬が最も効果的かは、体質やライフスタイルによって異なります。初めての方はジェネリック医薬品も含めて医師と相談し、まずは一つ試してみるとよいでしょう。1種類で効果が十分でない場合でも、別の薬に変えることで改善するケースがあります。なお、心臓病の治療に使われる硝酸剤(ニトログリセリンなど)を服用中の方は、ED治療薬の使用が禁忌とされているため、必ず医師に持病や服用中の薬を伝えてください。
※1 日本性機能学会/日本泌尿器科学会「ED診療ガイドライン[第3版]」https://www.urol.or.jp/lib/files/other/guideline/26_ed_v3.pdf
ED治療薬に依存性はなく心因性EDなら将来やめられる可能性がある
「ED治療薬を飲み始めると、ずっと飲み続けなければならないのでは」と不安を感じる方は少なくありません。しかし、ED治療薬には身体的・精神的な依存性はないとされています(※1)。飲み続けても耐性がついて効かなくなるということも、基本的にはありません。薬はあくまで勃起を補助する役割であり、性的な刺激がなければ勃起は起こらないため、不自然な状態が続く心配もないといえます。
特に心因性EDの場合は、薬の力で成功体験を重ねることで心理的な不安が解消され、自然な勃起が回復するケースがあります。実際に、タダラフィル(シアリスの有効成分)を一定期間服用した若年男性が、その後薬なしでも勃起機能を維持できたという研究報告もあります(※2)。ただし、薬の中止は必ず医師の判断に基づいて行い、自己判断での急な中止は避けてください。器質性EDの場合は継続的な服用が必要となることもありますので、自分のEDの原因を正しく把握し、医師と相談しながら治療方針を決めることが重要です。
※1 日本性機能学会/日本泌尿器科学会「ED診療ガイドライン[第3版]」https://www.urol.or.jp/lib/files/other/guideline/26_ed_v3.pdf
※2 Pozzi E, et al. Spontaneous erectile function recovery among young men with erectile dysfunction taking tadalafil 5 mg once a day. J Sex Med. 2024;21(8):671-675.
オンライン診療なら誰にも知られず治療を始められる
EDの悩みは人に相談しづらく、特に20代の若い世代にとってはクリニックへの来院自体がハードルとなりがちです。そうした方におすすめなのが、オンライン診療を活用する方法です。自宅にいながらスマートフォンやパソコンで医師の診察を受けることができ、処方された薬は自宅に配送されるため、誰にも知られずに治療を始めることが可能です。
新東京クリニックでも、オンライン診療によるED治療に対応しています。診察ではEDの症状や原因について丁寧にヒアリングを行い、ひとりひとりの状態に合った治療薬を処方します。初めてED治療薬を使う方でも安心して相談できる環境が整っていますので、まずはお気軽にご相談ください。ED治療は保険適用外の自由診療となるため、費用面が気になる方は事前にクリニックの料金体系を確認しておくとよいでしょう。対面での受診が難しい場合や、スキマ時間を活用したい方にとって、オンライン診療は治療への第一歩を踏み出しやすい選択肢です。
20代のEDを放置するリスクと早期治療のメリット

EDは命に関わる病気ではないため放置してしまう方もいますが、適切な対処をせずにいると症状の悪化や精神面への悪影響を招くおそれがあります。一方で、早めに行動すればそれだけ回復の可能性も高まります。ここでは放置のリスクと早期治療のメリットを確認しましょう。
症状の悪化や自己肯定感の低下を招くおそれがある
EDを放置した場合、最も懸念されるのが「悪循環の固定化」です。勃起できなかった経験を繰り返すうちに「自分はダメだ」という思い込みが強まり、性行為に対する不安や回避行動が定着してしまうことがあります。こうした心理的な影響は性生活だけにとどまらず、自己肯定感の低下や仕事への意欲減退など、日常生活全般に及ぶ可能性があります。
また、パートナーとの関係にも影響が出る場合があります。性的なコミュニケーションの減少やスキンシップの回避が続くと、関係性そのものに溝が生じかねません。さらに20代の場合、EDの背景に糖尿病や高血圧などの未診断の生活習慣病が潜んでいる可能性もゼロではありません(※1)。EDをきっかけに身体の状態を総合的に見直すことで、より深刻な疾患の早期発見につながるケースもあるため、放置せず医師に相談することが大切です。
※1 Papagiannopoulos D, et al. Evaluation of young men with organic erectile dysfunction. Asian J Androl. 2015;17(1):11-16.
早期対処で悪循環を断ち切れば薬なしでの回復も期待できる
20代のEDは心因性が中心であるため、早い段階で適切に対処すれば改善が期待できるケースが多いとされています。ED治療薬で成功体験を積みながら生活習慣を見直し、パートナーとの関係を整えていくことで、心理的なプレッシャーが段階的に軽減されていきます。治療薬と生活改善を組み合わせたアプローチが、より効果的であると考えられています。
心因性EDの場合、心理的な原因さえ取り除かれれば、治療薬に頼らずとも自然な勃起が回復する可能性があります。早期に治療を始めた方ほど、悪循環が定着する前に改善できるチャンスが大きくなります。逆に症状を長期間放置してしまうと、不安やトラウマがより根深くなり、回復までに時間がかかりやすくなります。
「まだ若いから大丈夫」と先延ばしにせず、少しでも気になる症状があれば早めに医師に相談しましょう。オンライン診療を利用すれば、自宅から気軽に受診でき、第一歩を踏み出しやすくなります。20代という若さは、身体の回復力が高いという点で、EDからの改善においても大きなアドバンテージとなります。
まとめ|20代のEDは正しい治し方で克服が期待できる

20代のEDは決して珍しいことではなく、日本性機能学会の調査でも20~24歳の約4人に1人がEDを自覚しているというデータがあります。若い世代のEDは心因性であるケースが多く、正しい治し方を実践すれば改善が期待できます。
まず、自分がEDかどうかをセルフチェックで確認し、朝立ちの有無から心因性と器質性の見当をつけましょう。原因がわかれば、ED治療薬の活用や生活習慣の見直し、パートナーとの対話といった具体的な対処が可能になります。
ED治療薬には依存性がなく、心因性EDであれば将来的に薬なしでの回復も見込めます。症状を放置すると悪循環が固定化し、改善までに時間がかかるおそれがあるため、少しでも気になる症状があれば早めに医師へ相談することが大切です。ひとりで悩まず、専門家の力を借りることが改善への近道です。新東京クリニックではオンライン診療にも対応しており、自宅から気軽に受診いただけます。20代という回復力のある時期だからこそ、正しい治し方で前向きに改善に取り組みましょう。













